バックオフィス、オンラインで 代行サービス提供、ニットの秋沢社長に聞く (2/2ページ)

ニットの秋沢崇夫社長
ニットの秋沢崇夫社長【拡大】

 「オンラインなので在宅でも勤務できる。介護や育児、地方在住のほか、海外に住んでいても自分のスキルを生かせる。チームで仕事をするので、例えば子供が急に熱を出して仕事をするのが困難になっても、他の人がカバーしやすい」

 --導入するためのコストは

 「契約形態により異なるが、例えば契約期間3カ月で月間30時間利用できるパッケージプランは月額10万円だ。同様の業務で派遣社員を雇用すると、求人広告などの採用費用のほか、備品、社会保険などで1人当たり月額25万円はかかる。当社の場合、利用料以外の採用費用などは一切かからない」

 --起業のきっかけは

 「前職のIT企業で部門長を勤めていたが人手が足りず、資料づくりやアポイントメント調整などを全て自分でこなしていた。そのときにオンラインで代行してくれれば便利だと思っていた。その後、明確な構想はなかったが起業するために退職し、1年間米国を放浪しながら、オンラインで仕事をした。これをビジネスにすれば大きな可能性が広がると思い、起業準備に取りかかった」

 --これから事業をどう展開していくのか

 「弁護士や税理士による、高度な業務を提供する。一方で、データ入力といった単純な作業のスタッフも採用して業務の幅を広げたい。また、人工知能(AI)化を進めることで合理化し、さらに業務効率を高めていきたい」

【プロフィル】秋沢崇夫

 あきざわ・たかお 青学大経済卒。2004年ガイアックス入社。15年レインボー(現・ニット)を設立し、現職。37歳。東京都出身。

【会社概要】ニット

 ▽本社=東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階

 ▽設立=2015年3月

 ▽資本金=500万円

 ▽従業員=7人

 ▽事業内容=クラウドソーシング運用