米シェアオフィス「なんばスカイオ」に関西初の拠点

なんばスカイオ内に開設された共有オフィスウィーワークの拠点。受付もカフェのカウンターのようで開放的だ=大阪市中央区
なんばスカイオ内に開設された共有オフィスウィーワークの拠点。受付もカフェのカウンターのようで開放的だ=大阪市中央区【拡大】

 共有オフィス事業を手がける米ウィーワークは、南海難波駅直結の複合ビル「なんばスカイオ」(大阪市中央区)に関西初の拠点を開設し5日、報道向け内覧会を開いた。3日にオープンしたばかりで、さっそく多くの利用者が仕事に打ち込む姿がみられた。

 ウィーワークは日本国内では東京と横浜のほか、12月3日に大阪と福岡に新たな拠点を設け、4都市11拠点を展開し、会員は約6千人いる。日本法人のクリス・ヒル最高経営責任者(CEO)は「来年には拠点数も、会員数も3倍にしたい」と意欲を示した。

 ベンチャー企業やフリーランス向けに始まったが、大企業や自治体もテレワークなど多様な働き方を実現する拠点として利用が広まっている。