「凡人起業」のススメ 35歳で起業、38歳で大企業に売却した私の事例~航海(1) (1/4ページ)

 【ビジネスパーソン大航海時代】過去の時代にない働き方が選択できる「大航海時代」がやって来ました。この新連載では、ビジネスパーソンが勇気をもって大海原に乗り出す手助けができればと思っています。

 ◆「就社」以外の選択が増えた“大航海時代”

 「凡人起業」とは、凡人でも起業ができるという意味です。

 たとえば、私は一流大卒でもなく、MBAの資格ももっていませんが、起業しました。それどころか市場参入テーマが良かったので、3年で大企業に自分の会社を売却したのです(これが良いかどうかは別の議論に譲りますが)。

 2018年現在、起業環境は過去最高だと感じます。私が起業した2013年よりも状況はさらに良くなっています。そのため「人生100年時代」と言われている現代、「起業」もビジネス針路の選択肢の1つになりえるのです。

(Getty Images)

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 大学卒業後に就職した会社で定年まで働き続ける--それが父や祖父の時代の「常識」、「美学」だったといってもいいでしょう。就職より「就社」と呼ぶにふさわしい時代です。

 しかし今では、業界によっては転職が当たり前ですし(特に私がいたIT業界は顕著)、会社が副業を認める時代になりました。また、政策金融公庫やエンジェル投資家・ベンチャーキャピタルなどが資金提供に積極的なため、起業の資金面のハードルは低くなってきました。

 現在、会社に勤めている方の選択肢としては、(1)定年まで会社で働く(2)副業をする(3)フリーランスになる(4)起業する、などが考えられるでしょう。

 就社して生涯1社にとどまるという以外に、大海原に乗り出すための選択肢が広がった“大航海時代”だと思いませんか? 

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