「デルガード」にボールペン2色付きの多機能タイプ発売 ゼブラ

ゼブラが発売する2色ボールペンも使えるようにした多機能シャープペン「デルガード+2C」
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  • ゼブラが発売する2色ボールペンも使えるようにした多機能シャープペン「デルガード+2C」

 文具大手のゼブラ(東京)は11日、主力シャープペン「デルガード」シリーズに、2色ボールペンも使えるようにした多機能タイプ「デルガード+2C」を来年1月21日に発売すると発表した。同シリーズはこれまでシャープペン単体での展開だったが、ユーザー層の拡大を狙い、多機能タイプを追加した。価格は税別1200円。

 デルガードは筆記中にさまざまな角度から、通常の5倍の圧力がかかっても芯が折れない独自機構となっている。

 +2Cは、1本のペンの中に、3本の軸を同梱する多機能化のために、デルガードの主要機構を、体積比で26分の1まで小型化した。そのため、機構は同じだが、材質を従来のプラスチックから金属に変更したほか、時計製造に必要なレベルの精密加工を活用している。

 デルガードは平成26年11月発売で、4年間で累計2千万本を出荷し、芯が折れにくいなどの高機能型のシャープペンジャンルとしては主流ブランドとなり、中学・高校生の人気商品となっている。今回、初期ユーザーが大学生や社会人に育っている中で、シャープペンとボールペンを併用するシーンを想定し、多機能化を決めた。