武田、売上高3兆4000億円に シャイアー買収後、年間倍増見通し

記者会見する武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長=7日午前、東京都中央区
記者会見する武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長=7日午前、東京都中央区【拡大】

 武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は7日、欧州医薬品大手シャイアー買収後の年間連結売上高が313億ドル(約3兆4000億円)になるとの見通しを示した。シャイアーの買収で希少疾患分野の治療薬も今後販売し、米国での事業拡大を図る。

 報道機関向けに東京で開いた説明会で、ウェバー氏は「バイオ医薬品のリーディングカンパニーになれる」と買収の意義を強調した。武田の18年3月期の連結売上高は1兆7705億円で、買収後はほぼ倍増となる計算だ。

 一方、買収後は有利子負債が5兆円超に膨らみ、業績への重しとなる。武田はこの日、シャイアーの買収対価の一部として、約7億7030万株の株式を発行すると発表した。今回発行する新株と現金を組み合わせて、シャイアー株主が保有する株を取得する。