18年車名別販売、日産「ノート」登録車で初の首位 プリウス3位に転落

日産自動車の「ノートe-POWER(イーパワー)」
日産自動車の「ノートe-POWER(イーパワー)」【拡大】

  • 2018年の車名別新車販売台数

 2018年の車名別国内新車販売台数は、日産自動車の小型車「ノート」が13万6324台を記録し、登録車(軽自動車を除く)部門で同社として史上初の年間首位を獲得した。日産は、新車出荷前の相次ぐ検査不正と前会長のカルロス・ゴーン容疑者逮捕でブランドイメージが大きく揺らいだが、奮闘を見せた。

 独自のハイブリッド技術「eパワー」を採用したノートが販売台数の押し上げに貢献した形だ。

 ノートの販売台数は、前年比で1.9%減ったが、16年から販売するeパワー搭載のノートが国内販売を牽引(けんいん)。ガソリンを給油すれば電気自動車(EV)のような力強く静かな走りを実現できる特徴が幅広い顧客層に浸透したもようだ。

 ただ、ゴーン容疑者の逮捕などが国内販売に影を落とす。昨年12月の日産の登録車販売台数は前年同月比1割減に落ち込み、視界不良の状況だ。

 登録車部門ではノートが17年の2位から浮上。首位だったトヨタ自動車のハイブリッド車(HV)「プリウス」は3位に転落し、トヨタのHV「アクア」は3位から2位に浮上した。

 軽を合わせた四輪車全体でみると、ノートが17年と同じ5位。2位だったプリウスは8位に順位を落とした。軽はベスト10のうち7車種と存在感を発揮した。ホンダの軽「N-BOX」は10.7%増の24万1870台を達成し、2年連続の首位だった。

 日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が10日発表した。