ひまわり生命、イスラエル企業と健康サービスで協業

 SOMPOホールディングス(HD)傘下の損保ジャパン日本興亜ひまわり生命が、新たな健康サービスの提供に向け、イスラエルの新興企業「ビナー」と協業することが15日、分かった。ひまわり生命が持つ保険契約データと、ビナーの持つ人工知能(AI)を使った分析技術を活用。スマートフォンのアプリを通し健康な生活習慣をアドバイスするようなサービスの実証実験を今月にも始める。

 日本とイスラエルがヘルスケア分野で協力する覚書を15日に締結するのに合わせ、両社は協業をスタートさせる。実証実験を通し新たな健康関連サービスを開発し、早期の商品化を目指す。

 SOMPOHDは昨年10月、新事業の推進などに向け、イスラエルで開発される世界最先端の技術を獲得するための現地法人を設立。イスラエルでの事業を積極化させている。