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初の現場専門外国人求人サイト グローバルコンテンツファクトリー

 □グローバルコンテンツファクトリー・宮城吉博代表取締役

 海外企業のマーケティング支援を手掛けるグローバルコンテンツファクトリー(東京都港区)は、現場・単純労働専門の在留外国人向けの求人情報サイト「oh!jobs.jp(オー!ジョブズ ドット ジェイビー)」を今年から立ち上げた。在留外国人向けの求人サイトは複数存在するが、現場・単純労働に特化したサイトは初めてという。「中小企業をサポートしたい」という宮城吉博代表取締役に狙いを聞いた。

費用負担を極力軽く

 --現場・単純労働に特化した理由は

 「日本は人口減もあって人手不足が顕著になっている。特に工場や建設、飲食、サービスなどの現場・単純労働、いわゆるブルーカラーの人手不足は深刻で、中でも中小企業は工場のラインを止めざるを得ないなど廃業の危機にさらされているところもある。入管法改正もあって在留外国人は今後ますます増える見通しにあり、人手不足を補う重要な戦力として期待されているが、これまで中小企業と在留外国人のブルーカラー人材をうまくマッチングするサイトが見当たらなかった。海外の文化や習慣に詳しい当社なら、ニーズに合ったサイトが作れると考えた」

 --セールスポイントは

 「サイト登録料を月額8000円とリーズナブルに設定したことだ。1年間続けても10万円弱で、中小企業の費用負担を極力軽くするようにした。初期費用、成功報酬などの追加料金はなく、この料金で継続的に求人募集が行える。他のサイトが2週間限定、1カ月限定などで募集しているのに対し、継続が容易なわれわれのサイトはタイミングを逃さずに募集ができる」

 --ユニークなオプションも用意している

 「求人サイトで人材が集まらなかった場合は、オプションサービスとしてフィリピンにある当社グループの人材紹介会社から、人材を送り出すことができる。現地で日本語教育をするとともに、日本で仕事を始めてからも日本語教育を受けることができる。現在e-ラーニングでの日本語教育もできるよう準備を進めている。また、スリランカにも人材紹介会社を設立する準備を進めており、こちらからも人材を日本に送り出す予定だ」

3年後20万人登録を

 --サイトの目標は

 「本サービスに先駆けてβ版のサービスを始めていたが、既に在留外国人が約7000人登録しており、日本語学校や地域コミュニティー、大使館などの協力を得て、継続的に求職者のプロモーションを行っている。登録企業も現在代理店を通して開拓に取り組んでいる。3年後に登録在留外国人を20万人、登録企業を1万社にすることを目指している」

 --在留外国人の戦力化が中小企業に一層求められそうだ

 「日本で働く在留外国人の多くは、母国に送金するなど明確な目標をもっており、労働の質は日本人と遜色ない。彼ら彼女らの力量を低く見る中小企業の経営者も一部にいるが、当社のサイトを通じてそうした誤解を解いていきたいという思いもある」

【プロフィル】宮城吉博

 みやぎ・よしひろ 1983年美術系大学中退後、クリエイティブ戦略を学びに渡米。帰国後、制作会社で自動車メーカーなどの広告、プロモーションに従事。その後独立し、フィリピン、日本(グローバルコンテンツファクトリー)、香港に拠点を設立。56歳。マニラ在住。

【会社概要】グローバルコンテンツファクトリー

 ▽本社=東京都港区南青山6-13-4 ソフトタウン南青山402

 ▽設立=2006年2月

 ▽資本金=3000万円

 ▽売上高=3億8000万円

 ▽従業員=45人(連結)

 ▽事業内容=海外市場向けクリエーティブ・プロモーション、ビジネスプロデュースなど

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