日本製紙、19年3月期は赤字拡大予想

 日本製紙は6日、2019年3月期の連結最終損益予想を従来の80億円の赤字から400億円の赤字に下方修正した。福島県いわき市の勿来工場の倉庫で見つかった有害なポリ塩化ビフェニール(PCB)廃棄物の処理費137億円に加え、新聞用紙事業の減損損失126億円を計上したことが響いた。

 新聞用紙事業は、需要減少のほか、古紙や石炭など原燃料価格や物流費の上昇で収益が悪化している。このため新聞用紙を4月1日納入分から11年ぶりに値上げするほか、北海道で新聞用紙を製造する抄紙機2基を19年度中に停止する。