フォード減益、GM黒字化 米自動車大手、18年12月期

自動車展示会に出展されたフォードの車=7日、シカゴ(AP)
自動車展示会に出展されたフォードの車=7日、シカゴ(AP)【拡大】

 米国に地盤を置く自動車大手3社の2018年12月期決算が7日、出そろった。フォード・モーターの最終利益は中国の販売不振で52・4%減の36億ドル(約4千億円)に落ち込んだ。一方、米国で大型車販売が好調だったゼネラル・モーターズ(GM)は最終損益が80億ドルの黒字(前期は38億ドルの赤字)に転換した。

 フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)も米国でスポーツタイプ多目的車(SUV)が伸び、最終利益が3・5%増の36億ユーロ(約4500億円)となった。

 世界最大の自動車市場である中国の景気減速で、フォードは中国での販売台数が36・9%減と落ち込んだ。GMとFCAも中国事業が足を引っ張った。中国に次ぐ市場規模の米国でも買い替え需要の一巡で19年の新車販売が減るとの見方が多く、先行きに暗雲が漂う。(共同)