乗るログ

強烈な個性を貫きオンリーワンの存在に ミニでしか味わえない世界がある (2/3ページ)

SankeiBiz編集部

 走りの面で一つ気になったのは、時速70キロから100キロ付近までグッと加速するときに、ややスムースさを欠いたことだ。パワー不足なのか、最適なギアが選択されていなかったのかは分からないが、中速度域から高速度域にかけてもう少し気持ちのいい加速感があるとさらにベターだと感じた。

 ブレない“英国らしさ”

 ミニといえば、1959年にイギリスで登場したオリジナルの“クラシック・ミニ”から受け継がれる個性的なデザインも大きな魅力だ。サイズ的に大きくなったとはいえ、どの時代のミニも、誰がどう見てもミニだと分かる筋の通ったアイデンティティーがある。例えば大きな丸型ヘッドランプや垂直に立てたウインドスクリーン、上から蓋をしたようなルーフ形状がそうだ。そこからは決して流行を追うことなく、ミニ自身が築いてきた独自の個性を貫き通しているのが分かる。2001年からBMWグループとなり、今ではデザインもドイツで行われているそうだが、ブリティッシュ・レーシング・グリーンのカラーリングや、ミラーキャップやルーフトップに配したユニオン・ジャックの意匠からは、ルーツに対する敬意を強く感じる。ミニはそれほどまでに、強烈なブランド力を築き上げたということだ。

 今回のマイナーチェンジでは、デイライトとウインカーを一体化したLEDリングをヘッドランプに組み込みドレスアップしている。新たに採用したユニオン・ジャック型のLEDリヤランプもたくさんの視線を惹きつける。2015年のデトロイト・モーターショーでユニオン・ジャックのリヤランプを艶やかに光らせる出展車「ミニ・スーパーレッジェーラ・ビジョン」を見たときに、その圧倒的な美しさに惚れ惚れとしたのを思い出した(※30枚目の写真を参照)。

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