中国の1月新車販売、トヨタとホンダが増加 景気減速でも堅調

 日系自動車大手4社の中国市場における1月の新車販売台数が11日、出そろった。トヨタ自動車とホンダが前年同月水準を上回った一方、日産自動車とマツダはマイナスとなった。

 販売台数が最も多かったトヨタは15.3%増の14万7100台だった。主力セダン「カムリ」や高級車ブランド「レクサス」の販売が伸びた。

 ホンダは8.2%増の13万6483台で、1月単月として過去最高を更新した。セダン「アコード」やスポーツタイプ多目的車(SUV)「CR-V」などの主力車種が好調だった。

 日産は0.8%減の13万3934台だった。マツダは32.7%減の2万2844台と大幅に減少した。

 中国の新車市場は景気減速の影響を受けて低迷傾向が強まっているが、日本勢は比較的堅調さを保っている。(共同)