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スマート・プラスチックで工場停止を回避 イグス・北川邦彦社長に聞く (1/3ページ)

 機械や生産ラインなどの可動部に使われるプラスチック製のケーブル保護管やケーブル、ベアリングなどを手掛け、年率2割増のペースで売上高を伸ばしているイグス。親会社の独イグスの方針の下、顧客製品のコストを下げて寿命を延ばす提案に強みがある。当面の戦略を北川邦彦社長に聞いた。

 部品の摩耗測定

 --今期(2019年12月期)の目標は

 「売上高を前期比20~30%増やす目標を立てた。18年12月期の売上高は供給が需要に追い付かないことなどもあって、前期比の伸び率が2割を欠けてしまった。今期はドイツ本社の供給力を拡大するとともに、IoT(モノのインターネット)分野を中心に売り上げを伸ばしていきたいと考えている」

 --IoT分野とは

 「工場ラインや機械は、部品の劣化などで稼働が止まると億円単位の損失を出してしまう恐れがあり、これを未然に防ぐことが求められる。われわれのケーブル保護管やケーブル、ベアリングにはセンサーが組み込んであり、作動時の摩耗量を測定してデータを分析し、交換や修理のタイミングをユーザーに知らせることができる。こうしたことができるのは膨大な実験データをドイツ本社が蓄積しているためだ。今後こうした『スマート・プラスチック』は急速に活躍の場を広げると期待している」

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