熱海に東京ドームが複合リゾート

東京ドーム・リゾートオペレーションズが運営する「ATAMIBAYRESORTKORAKUEN(熱海ベイリゾート後楽園)」の外観
東京ドーム・リゾートオペレーションズが運営する「ATAMIBAYRESORTKORAKUEN(熱海ベイリゾート後楽園)」の外観【拡大】

  • 熱海後楽園ホテルをリニューアルした「ATAMIBAYRESORTKORAKUEN」のアンバサダーに就任し、PRする中村アン。左は株式会社東京ドームの長岡勤社長=東京ドームホテル(撮影・今野顕)

 東京ドーム傘下で宿泊施設などを運営する東京ドーム・リゾートオペレーションズ(静岡県熱海市)は18日、3月28日に同市に複合型リゾート「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN(熱海ベイリゾート後楽園)」を開設すると発表した。熱海は近年、宿泊数が増加に転じるなど人気が復活傾向。同社は都心から1時間のアクセスの良さを武器に日帰り客にもアピールする考えだ。

 熱海ベイリゾート後楽園は、宿泊施設「熱海後楽園ホテル」のほか、立って入る露天風呂の「オーシャンスパFuua(フーア)」や伊豆の食材を楽しめるレストラン「HARBOR’S W(ハーバーズダブル)」など日帰りでも楽しめるところが特徴だ。

 熱海市では一時はホテルの廃業が相次いだが、首都圏の20~30代を意識した会員制交流サイト(SNS)を使った市の誘客が奏功し、平成24年度以降、宿泊数は増加に転じている。