世界最大級の起業家イベント「Ｓｌｕｓｈ Ｔｏｋｙｏ（スラッシュトーキョー）」が２２日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。日本語で「一歩を踏み出そう」を意味する「コール・フォー・アクション」をテーマに、著名な起業家による講演、創業間もない起業家による事業構想発表会などが催され、国内外から８千人の来場を見込む。
フィンランドで始まった「スラッシュ」の日本版として、平成２７年から毎年東京で開催されており、今年で５回目。回を重ねるごとに来場者が増え、前回は第１回の約２倍にあたる６千人が集まった。来場者の中心は起業家とベンチャーキャピタル（ＶＣ）や個人投資家だが、他企業との協業で新規事業を加速させるオープンイノベーションの重要性が産業界全体に広がる中、大企業の新規事業担当者の姿も目立っている。
