メーカー

IHI、エンジン無資格検査 航空機用、国交省立ち入りで発覚

 IHIが民間航空会社から受託している航空機のエンジン整備で、資格を持たない従業員による検査が一部で実施されていたことが5日、分かった。不正検査は少なくとも1年以上続けていた。同日、IHIは「エンジン修理の検査に不適切な事象があった」とした上で、「関係者の皆さまにご心配とご迷惑をお掛けし、深くおわび申し上げる」とコメントした。

 石井啓一国土交通相も閣議後会見で、「判明した事実に基づき、必要な行政処分などを行うことで検討している」と話した。

 国交省が航空法に基づいて今年1~2月に実施した瑞穂工場(東京都瑞穂町)への立ち入り検査で判明。無資格の従業員が部品修理の目視検査などを行っていた。工場では格安航空会社(LCC)を中心に年間約150基のエンジンを整備している。

 国交省は、該当するエンジンの数などは精査中として明らかにしなかった。IHIからは「安全上すぐに問題が起きるということはない」と回答されているという。

 IHIは米航空機大手ボーイングや欧州航空機大手エアバスなどの航空機のエンジン製造を手掛け、国内外の航空会社から整備も委託されている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus