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日本ハウスHD ホテル会員権、中小の福利厚生に (1/2ページ)

 □日本ハウスホールディングス会長・成田和幸さんに聞く

 --主力の住宅事業に続く柱として、ホテル事業の強化に取り組み、昨年8月からはホテル会員権事業「みやび倶楽部」を始めた

 「(会員は)フラッグシップとなる『四季の館 箱根芦ノ湖』(2020年開業予定)を含めた自社運営の6ホテルなどが利用できる。目標は7年以内に3000口だ」

 --昨年10月に栃木・那須に2ホテルを同時開業した

 「東北などに所有していた老朽化したホテルを売却し、首都圏のお客さまが利用しやすい関東周辺に再整備した。一つは武家屋敷をイメージした和の造り。ヒノキをふんだんに使い、全客室が温泉掛け流し風呂付き。レストランも個室にし高級感のあるフレンチを提供する。もう一つは大正ロマンをテーマにした造りで、温泉を最上階に配置した。レストランは和食とイタリアンだ」

 --国内のリゾート会員権市場をどうみる

 「高額な会員権は、個人では手が届かなくなっており、法人でも買わなくなっている。リーズナブルな価格で新しい市場を開拓したい」

 --会員権価格は50万円からに設定した

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