■大容量バッテリー搭載
台湾電子機器メーカーのASUSは、大容量バッテリー搭載スマートフォン「ZenFone Max」シリーズを一新し15日に発売した。税別価格は上位モデルの「ZenFone Max Pro(M2)」が3万5500円、下位モデルの「ZenFone Max(M2)」が2万6500円。
カメラにAI技術
いずれも、Snapdragon 600番台のSoCを搭載し、Antutu Benchmarkで10万点オーバーのスコアを記録している。上位のZenFone Max Pro(M2)ではGPUスコアが2万7869でゲームの利用に好適としている。OS(基本ソフト)はアンドロイドを搭載し、システムのリソース消費を最小限に抑えた。
ZenFone Max Pro(M2)は5000mAh(ミリアンペア時)、ZenFone Max(M2)は4000mAhと一般的なバッテリー容量の2倍以上となる大容量バッテリーを搭載したうえ、OTGケーブルを別途用意することでリバースチャージにも対応する。Webブラウジングでは22~23時間程度の連続使用が可能となる。その一方で、重量をそれぞれ175グラム、160グラムに抑え、一般的なスマホに劣らない軽量性を実現した。
カメラは人工知能(AI)技術によって13種類のシーンを認識できる。なお、下位モデルは出荷時からAIが搭載されているが、上位モデルは発売直後の無線ネットワーク通信の環境に対応する。深度測定用カメラとなっており、被写体以外をぼかす機能も持つ。また、5マグネットスピーカーユニットで高音質を実現している。
ディスプレー画面には米コーニングのゴリラガラス6を採用し、1メートルの高さから連続15回落としても破損を免れる高強度を持つ。背面は波打ったような反射模様が見えるデザインとなっている。
いずれのモデルもデュアルSIMデュアルVoLTEに対応。トリプルスロットによりmicroSDカードと2枚のSIMの同時利用が可能となっている。100ギガバイトのGoogleDriveの1年間利用権も得られる。
東京・赤坂のASUS直営店設立1周年を記念し、4月30日までスマホ買い替えのためのクーポンコードを配布する。ZenFone Max(M2)が2000円、ZenFone Max Pro(M2)が3000円の割引となる。
今回から、ZenFoneと同時購入でのみ入手可能な通信データサービス(ZenSIM)を直販限定で提供する。税別月額利用料金は3ギガバイトのミニマムスタートプランが1600円、6ギガバイトのライトスタートプランが2200円、12ギガバイトのファミリーシェアプランが3260円。