三菱UFJ、資産形成で行員育成 「つみたてNISA」など開始の行員に福利厚生

三菱UFJフィナンシャル・グループ本社。ループ会社の三菱UFJ銀行が「つみたてNISA」などを始めた行員に、年間最大1万2000円相当の買い物ポイントを与える福利厚生事業を始めた
三菱UFJフィナンシャル・グループ本社。ループ会社の三菱UFJ銀行が「つみたてNISA」などを始めた行員に、年間最大1万2000円相当の買い物ポイントを与える福利厚生事業を始めた【拡大】

 三菱UFJ銀行は長期分散投資に対する行内の理解を深め資産形成ビジネスの営業活動を促進するため、少額投資非課税制度(NISA)の長期積立枠「つみたてNISA」などを始めた行員に、年間最大1万2000円相当の買い物ポイントを与える福利厚生事業を始めた。こうした取り組みは大手銀行では初めて。

 投信積み立てや外貨積み立てを月1万円以上利用して資産形成に取り組む行員が対象だ。同行が契約する福利厚生代行会社を通じて旅行やグルメなどさまざまなサービスに利用できるポイントが付与される。当面は今年1月から来年12月までの2年間限定だが、効果があれば継続を検討する。

 つみたてNISAは毎月一定額の投資信託を最長20年にわたり非課税で運用できる制度。昨年1月に導入された。同行でも行内の勉強会などを通じて利用を呼びかけたが、口座を作ったのは約3万4000人いる行員のうち数%にとどまる。

 金融庁も制度周知に向け各省庁や金融機関に積極的な利用を要請しており、同行担当者は「顧客に安定的な資産形成をお勧めするためにも行員自ら長期分散投資の魅力を実感する必要がある」と説明している。