【乗るログ】「XC40」はボルボの華麗な商品群に埋もれない個性派SUV〈前編〉 (1/3ページ)

  • ボルボ初のコンパクトSUV「XC40」
  • ボルボXC40
  • ブルドッグ顔。しかも、やや幼さ?を感じさせる愛らしさがある
  • 縦長のリヤランプもアイコニック
  • ボルボXC40
  • タッチパネル式の9インチディスプレイ
  • 程よい柔らかさのあるテキスタイル・コンビネーションシート
  • リヤシートも余裕のヘッドクリアランスを誇る
  • 後席まで伸びた大型サンルーフ
  • 「ハーマン・カードン」のオーディオシステム。エアコンの吹き出し口は個性的なデザインだ
  • 後席の居住スペースも十分に確保されている
  • 言われてみれば確かにブルドッグ顔だ
  • 最低地上高は210ミリ
  • アマゾンブルーに噴かれたXC40。ルーフはホワイト
  • 筋肉質な力強さとスポーティーさを感じさせるサイドビュー
  • 5スポークの19インチホイール
  • 後方視界は悪くないが、シーンに合わせてリヤビューカメラを活用すると安心感が増す
  • ボルボXC40
  • XC40はボディサイドに回り込む「L字型」のランプを採用
  • 日本カー・オブ・ザ・イヤーを2年連続で受賞
  • 足柄SAで食べた富士山がモチーフの海鮮丼


 ボルボ初のコンパクトSUV「XC40」は、昨年末の2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)の大賞に輝いた話題のモデルだ。最近のボルボ車に対する高い評価は、決して代名詞である“安全性能”の高さだけではない。1月に取材したインテリアデザイナーのコメントも交えながら、前編・後編の2回に分けてXC40の魅力に迫る。(文・写真 大竹信生/SankeiBiz編集部)

 2年連続の快挙

 ボルボに強烈な追い風が吹いている。前年のXC60に続くXC40の戴冠は、同社に輸入車初となる「2年連続日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞」の快挙をもたらしたからだ。複数メーカーが検査不正を理由に辞退していたとはいえ、XC40が60名の選考委員によって最多得点を獲得し、さらには欧州カー・オブ・ザ・イヤーなど各地で様々な賞を受賞していることからも、基本性能や総合性能の高さに疑いの余地はないはずだ。試乗にもグッと期待が高まる。

 「けっこう大きくて存在感があるなあ」-。これまでにもイベントや東京・青山にあるボルボ・スタジオでXC40を見たことはあったのだが、じっくり眺めると体躯の良さに改めて気づかされる。外寸は全長4425×全幅1875×全高1660ミリ。特にワイドな車幅と、兄貴分のXC60に並ぶ上背の高さが「コンパクト」という言葉の響き以上に、ボリューム感や逞しさを感じさせる。

 2タイプのパワートレイン

 XC40は幅広いラインアップが特徴の一つだ。パワートレインは2リッター4気筒直噴ガソリンターボ/8速ATの組み合わせのみとなるが、特筆すべきは1つのエンジンで2パターンのパワースペックを作り分けていることだ。プログラミング等を調節することで最高出力140kW(190PS)の「T4」と、185kW(252PS)まで引き上げた「T5」の2タイプを用意している。

常用回転域において余裕のある走りを披露