【乗るログ】「XC40」はボルボの華麗な商品群に埋もれない個性派SUV〈後編〉 (2/3ページ)

  • 洗練されたスカンジナビアン・デザインもボルボの大きな魅力の一つ
  • 「Rデザイン」グレードのインテリア(東京・青山のボルボ・デザインスタジオ)
  • スカンジナビアン・デザインを取り込んだインテリア。金属パーツが目を引く
  • ボルボのデザイン部門上級副社長でインテリアデザインを監督するロビン・ペイジ氏(東京・青山のボルボ・デザインスタジオ)
  • こんなところにスウェーデン国旗が…ミニに負けない愛国心がデザインに表われている
  • 晴れていれば真後ろにドカンと富士山があるのだが…残念
  • 都会も自然も…どんなシーンにもマッチするXC40
  • ボルボXC40
  • トールハンマーをモチーフにしたライトシグニチャーは新世代ボルボのアイコンの一つ
  • XC40はボディサイドに回り込む「L字型」のランプを採用
  • ボルボXC40
  • 新世代モデルから採用しているボルボの新ロゴ
  • ドライバー用の液晶ディスプレイ
  • 後席用の吹き出し口も個性的
  • ギアセレクター
  • スイッチ類の造形はジュエリーを意識しているそうだ
  • 内張りにはリサイクル素材を使用
  • ラゲッジルームがこれだけ大きければ不便はなさそう


 車内はお洒落なインテリアショップのような雰囲気があり、コンパクトながらも十分な居住スペースと積載性を確保している。新デザイン戦略では2~3本のラインだけを使ってテーマを捉えるようにしているそうで、ダッシュボード周辺は他のボルボ車と同様に至ってシンプル。ただし、XC40はキャビンを格子柄のアルミパネルで囲むなど若い世代が好みそうな金属パーツが目立つ。ウッド素材を多用して落ち着きのある空間を演出する上位モデルとキャラクターの差別化を図っているのは明らかだ。

 デザインの鍵は北欧のライフスタイル

 実は今年1月、ボルボのデザイン部門上級副社長でインテリアデザインを監督するロビン・ペイジ氏に話を聞く機会があった。

 「新世代ボルボのデザイン戦略を構成する要素の一つが『北欧ライフスタイル』です」

 そのライフスタイルには「北欧デザイン」という要素も含まれている。人々が自然の中でクルマを使って楽しむアクティブな文化や、ファッションや音楽に代表されるクリエイティブな要素が融合されることで「北欧デザイン」が創造されるのだという。

 「XC40の内装には、北欧家具やプロダクトデザインから発想を得たスカンジナビアン・デザインの要素を取り込んでいます。内張りに使用したフェルトは97%がリサイクルされたマテリアルから作られており、残りの3%は色を出す色素です」。これもリサイクルやサステナビリティといった環境配慮への意識が高い北欧のライフスタイルが反映されているように感じた。

XC40を即買い…に納得