【乗るログ】「XC40」はボルボの華麗な商品群に埋もれない個性派SUV〈後編〉 (3/3ページ)

  • 洗練されたスカンジナビアン・デザインもボルボの大きな魅力の一つ
  • 「Rデザイン」グレードのインテリア(東京・青山のボルボ・デザインスタジオ)
  • スカンジナビアン・デザインを取り込んだインテリア。金属パーツが目を引く
  • ボルボのデザイン部門上級副社長でインテリアデザインを監督するロビン・ペイジ氏(東京・青山のボルボ・デザインスタジオ)
  • こんなところにスウェーデン国旗が…ミニに負けない愛国心がデザインに表われている
  • 晴れていれば真後ろにドカンと富士山があるのだが…残念
  • 都会も自然も…どんなシーンにもマッチするXC40
  • ボルボXC40
  • トールハンマーをモチーフにしたライトシグニチャーは新世代ボルボのアイコンの一つ
  • XC40はボディサイドに回り込む「L字型」のランプを採用
  • ボルボXC40
  • 新世代モデルから採用しているボルボの新ロゴ
  • ドライバー用の液晶ディスプレイ
  • 後席用の吹き出し口も個性的
  • ギアセレクター
  • スイッチ類の造形はジュエリーを意識しているそうだ
  • 内張りにはリサイクル素材を使用
  • ラゲッジルームがこれだけ大きければ不便はなさそう


 上位モデルにはウッドやレザーなどの高級素材をふんだんに使い、XC40には再生利用したマテリアルを使用しているのだ。XC40は単純に上位モデルをスケールダウンしたわけではなく、しっかりとXC40なりの価値とメッセージ性を持たせているのだ。日本の道路事情でも比較的扱いやすいサイズ感や日常生活におけるコンパクトSUVへのニーズはもちろん、個性溢れるスタイルや北欧文化に接する楽しさ、XC40が発信する価値観に共感したユーザーが、このクルマの魅力に惹かれて指名買いするのだろうと感じた。超高級スーパーカーで来店した顧客が上位モデルには目もくれず、あえてXC40を即買いしたというエピソードを聞いたときは、「このクルマなら十分あり得るだろうな」と妙に納得してしまった。

 昨年末に一部生産が始まったプラグインハイブリッドモデルは、来年以降に日本市場への導入が見込まれているという。さらに幅広いラインアップで顧客の多様なニーズに応えるつもりだ。

 ※前編を読む

《ヒトコト言わせて!》

 ボルボ・カー・ジャパン広報部・長瀬雅紀さん「XC40は、新開発の小型車向け新世代プラットフォームを採用したボルボ初のコンパクトSUVです。高い走行性能と、カジュアルで個性的なエクステリアに洗練された北欧デザインを両立したインテリアを採用し、ライフスタイルやニーズに合わせた、テイストの異なる4つのグレードを展開しています。2018年3月の発売以来、計画比約3倍の好調なセールスを記録しています」

 【乗るログ】(※旧「試乗インプレ」)は、編集部のクルマ好き記者たちが国内外の注目車種を試乗する連載コラムです。更新は原則隔週土曜日。▼アーカイブはこちらから

主なスペック(ボルボXC40 T4 AWD モメンタム)

全長×全幅×全高:4425×1875×1660ミリ

ホイールベース:2700ミリ

車両重量:1670キロ

エンジン:水冷直列4気筒DOHC(インタークーラー付ターボチャージャー)

総排気量:2.0リットル

最高出力:140kW(190ps)/4700rpm

最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1400-4000rpm

トランスミッション:8速AT

駆動方式:AWD

タイヤサイズ:235/50R19

定員:5名

燃料タンク容量:53リットル

燃料消費率(JC08モード):13.2キロ/リットル

ステアリング:右

車両本体価格:459万円(税込み)