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メジャーリーグ、成功の秘訣はパーク構想 (1/3ページ)

川上祐司

 今年も米アリゾナ州スコッツデール市の協力の下、同市のスコッツデールスタジアムをホームスタジアムとして使用する米大リーグ機構(MLB)、サンフランシスコ・ジャイアンツのスプリングトレーニングキャンプ(通称・カクタス・リーグ)に参加させていただいた。(帝京大学教授・川上祐司)

 2月末から約1週間にわたってこの地で開講する小職担当授業「アメリカスポーツマネジメント研修(2単位)」含めて学生ともども貴重な機会をいただき、行政およびチーム関係各位にはこの場をお借りして御礼申し上げたい。

 観戦以外の楽しみ方

 今年で4回目の参加となるカクタス・リーグだったが、まさにボールパークというべきこのベースボール環境を自由に楽しむ多くのファンたちで埋め尽くされていた。特に天然芝で覆われる外野席はまさにその真骨頂であろう。そのほとんどが試合など見ていない。ビール片手に談笑しながら盛り上がるグループや犬と戯れる老夫婦、子供を寝かしつける家族などこの空間の楽しみ方は人それぞれである。

 ボールパークのゆえんである。その一方で、スタジアム内の物価も年々上昇の一途をたどる。ドラフトビール1杯の値段は何と14ドル(約1500円)だが飛ぶように売れている。週末1日の飲食物だけの総売り上げは約16万1000ドル超というが単に気候だけの問題ではない。

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