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内職チェーンの「内職市場」 人口減で手作業の重要性は拡大 (1/2ページ)

 □内職市場社長・作野薫さんに聞く

 --登録している主婦らに軽作業を委託する内職チェーン「内職市場」を展開している

 「3月現在、直営7店舗、フランチャイズ(FC)加盟店54店舗の計61店舗を運営している。第1目標として、直営100店舗、FC200店舗の計300店舗まで持っていきたい。現在、1店舗で平均40~50人の『内職さん』が実働している。育児中の主婦が多く、一線を離れた高齢の女性も増えている。仕事を店舗まで取りに来てもらい、基本的に自宅に持ち帰って仕事してもらう形をとっている」

 --どんな仕事を委託するのか

 「多種多様だ。印刷物の封入やレンタルDVDの加工、シールやラベル貼り、リサイクル商品の仕分け作業など。時間給換算で平均200~300円になる。仕事は店舗が地域で営業し、受注する。内職市場の本部は、受注ノウハウや、受注した仕事をどういうオペレーションで回すかのノウハウなどを提供する。FC加盟店のオーナーには、脱サラした起業組や、運送業、人材派遣業をやっている人などが多い」

 --「内職さん」の傾向で変化はあるか

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