金融

野村、最終赤字1004億円 リーマン以来10年ぶり

 野村ホールディングス(HD)が25日発表した平成31(2019)年3月期連結決算(米国会計基準)は、最終損益が1004億円の赤字(前期は2193億円の黒字)に転落した。赤字はリーマン・ショックがあった平成21(2009)年3月期以来、10年ぶり。

 法人向け部門で、過去に買収した米リーマン・ブラザーズなどの資産価値を収益性の悪化に伴って見直したことによる巨額の損失計上が響いた。個人投資家などが対象の営業部門でも、株式や投資信託の取引が振るわなかった。

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