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肉のようだけど肉じゃない! 「インポッシブル・フーズ」最前線 (1/3ページ)

岡 真由美

 健康志向が高まるなか、「肉」を食べない選択をする人が増えている。なかには健康上の理由から肉を食べる量を減らしている人もいるだろう。

 しかし、牛肉はやっぱりおいしい。ベジバーガーでは物足りない……そうした人々の需要に応えようと開発を進めてきたのが、カリフォルニア州を拠点とするインポッシブル・フーズだ。同社の牛肉を使わない「インポッシブル・バーガー」は2016年から地元カリフォルニア内のレストランで提供開始され、2019年5月時点では全米およびアジアの7000軒以上の飲食店のメニューに加えられている。

 同社の急成長の秘密はその味と食感にある。筆者は今年1月に米ラスベガスで開催された全米最大規模の家電見本市CESで無料配布されていた「インポッシブル・バーガー」を食べたのだが、パテは限りなく肉に近い味だった。知らずに食べたら、植物由来の材料で作られたものとは思わなかっただろう。もちろん見た目もいたって普通のハンバーガーだ。

 この時に食べたものが、同じ1月にハンバーガー・チェーン店ホワイトキャッスルが西海岸店舗限定で販売開始した「インポッシブル・スライダー」である。

 そしてインポッシブル・フーズは4月、大手ハンバーガー・チェーン店バーガーキングと提携、ミズーリ州セントルイスの59店舗において、「インポッシブル・ワッパー」の提供を開始した。

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