経済インサイド

日本興亜がなくなり損保ジャパンへ 「長すぎる社名」短縮の背景 (1/3ページ)

 利用者をはじめ、金融業界の関係者を悩ませるているのが金融各社の「長すぎる社名」だ。金融自由化やバブル経済崩壊後に金融業界で起きた相次ぐ合併の結果、長い社名が増えた。中でも、特に記者泣かせの長い社名が損害保険大手、SOMPOホールディングス(HD)傘下の2社だ。だが、その長い社名がついに短縮されることが4月、発表された。記者だけでなく利用者にも朗報ともいえるこの社名変更。その背景には何があったのか-。

 以前から「長い」との指摘

 変更されるのは、傘下の損保事業を手がける「損害保険ジャパン日本興亜」で、この社名は令和2年4月に「損害保険ジャパン」となる。もう1社は、さらに長い社名の生命保険事業会社「損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険」で、令和元年10月に「SOMPOひまわり生命保険」に変更。社名はそれぞれ12文字から8文字へ、18文字から13文字へと短縮される。

 今回の社名変更の理由についてSOMPOHDの広報は「顧客などから社名が長すぎるとの指摘があり、短くすることにした」と明かす。実はこうした指摘は合併後間もない頃からあったとされ、「年末調整で保険料控除などの書類を書く際、『契約者から長い社名は書類の枠内に書ききれない』『手書きだと辛い』といった文句が多かった」(同社関係者)という。

 さらに、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の社員からは「社名が長すぎて営業での説明が大変」「名刺に記入する社名が文字数が大きくて小さくなる」など、社名短縮を求める声があった。

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