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値引きだけでは限界 コンビニ悩ます「後ろから取る客」の存在 (1/3ページ)

 スーパーの鮮魚売り場や精肉売り場で、棚の奥に手を突っ込んで商品を取り出し、より新鮮なものを選ぼうとするお客を見かける。棚の前に残された消費期限切れが迫った商品は、廃棄を防ぐため閉店間際に値引き販売されるのが一般的だ。

 この「後ろから取る客」はコンビニにも存在するが、加盟店のオーナーにとっては悩ましい存在だ。消費期限が近づいた商品ばかりが棚に残ってしまうため、廃棄のリスクが高まるからだ。

 ローソンは5月17日、新しい食品ロス削減プログラムを発表した。現時点では実験的な取り組みだが、何げなく新しい商品を棚の奥から取るお客を減らす効果が見込めるかもしれない。

 ローソンの打ち出した方針とは

 ローソンは6月11日~8月31日までの間、食品ロス削減プログラム「Another Choice(アナザーチョイス)」を開始する。これは、消費期限が近い商品を購入したお客に対してポイントが付与されるだけでなく、満足に食事がとれない子どもたちに寄付が届く仕組みになっている。

 アナザーチョイスが実施されるのは、愛媛県のローソン(218店)と沖縄県のローソン(231店、いずれも2019年4月末時点)。朝と昼に納品されるおにぎりや弁当などの対象商品に、工場で「Another Choice」のシールが貼付される。

 Ponta会員とdポイントカード会員のお客が、夕方以降にその商品を購入すると、対象商品合計金額(税抜)に対して100円につき5ポイントが購入月の翌月末に付与される。また、対象商品の売り上げ総額(税抜)の5%が、貧困などに苦しむ子どもを支援する取り組みに対して寄付される。これらのポイントや支援金を負担するのは本部側だ。

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