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Jリーグ、「神戸方式」は確かに収益を拡大する (3/3ページ)

佐野慎輔

 もちろん人件費はさらに膨らむが、その分、スポンサー収入(といっても大半は楽天からだが)、入場料収入の大幅増も期待できよう。ちなみに、これまでJリーグのクラブ経営をリードしてきた浦和レッズは営業収益が75億4900万円、人件費31億1080万円。いずれも前年度より数字を伸ばしながら、2位にとどまった。神戸の急激な成長ぶりが分かる。

 ただ、赤字にあえぐクラブは13から17に増えた。地域密着を目指すJリーグも親会社次第という現実が横たわる。

【プロフィル】佐野慎輔

 さの・しんすけ 1954年生まれ。富山県高岡市出身。早大卒。産経新聞運動部長やシドニー支局長、サンケイスポーツ代表、産経新聞特別記者兼論説委員などを経て2019年4月に退社。笹川スポーツ財団理事・上席特別研究員、日本オリンピックアカデミー理事、早大非常勤講師などを務める。著書に『嘉納治五郎』『金栗四三』『中村裕』『田端政治』『オリンピック略史』など多数。

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