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アサヒ、スーパードライで続く苦戦 止まない逆風 (1/3ページ)

 かつての“王者”キリンビールを「スーパードライ」で追い落としたアサヒビールが苦しんでいる。アサヒは平成13年以降、ビール類市場でほぼ一貫して首位を走りながらも、大黒柱のスーパードライの販売実績は6年連続で前年割れ。謳歌(おうか)してきたビール類シェア首位からの陥落にもつながりかねない。アサヒは予定される酒税改正も見据え、スーパードライにこだわりをみせるが、飲食店では1杯目からハイボールなどを選ぶコストパフォーマンス重視の消費形態も浸透し、売り上げの半数を飲食店用で稼ぐスーパードライへの逆風は吹きやまない。

 「(国内で製造・消費される)ビールの約半分がスーパードライだ。ポテンシャルは失っていない」

 3月に就任したアサヒの塩沢賢一社長は、今年のスーパードライ販売で、昨年実績比1・5%増という強気の計画を維持する。

 外食機会の多い若者を取り込むため、4月からブランド初の334ミリリットルの小瓶「スーパードライ ザ・クール」を飲食店専用として投入。スポーツバーやクラブで、ボトルからそのまま飲むスタイルを提案し、「ビール離れ」が指摘される顧客層を開拓する。

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