大学発 日本 人と技術

日本を支える研究活動と技術開発 (2/4ページ)

 エスカレーターベルトの広告媒体効果を研究

 ≪金沢工業大学≫ 情報フロンティア学部心理情報学科の神宮英夫教授は、学内献血をテーマに広告媒体の効果を明らかにする研究を始める。広告媒体にはフジサワ・コーポレーション(東京都豊島区)のエスカレーターベルト装飾「デコベルト」を使用、産学連携による社会実装研究として実施する。

 本学では、学友会学生健康委員会が石川県赤十字血液センターと連携して年間10回程度学内献血を行っており、研究では献血会場のエスカレーターのベルトに広告シールを設置。エスカレーターを使った人がデコベルトをどの程度見て、献血に参加したかをアンケートや眼球運動解析システムにより検証した。

 これによりデコベルトにどのような広告効果があり、実際の購買行動にどの程度影響を持っているか明らかにし、次回の献血に向けて継続設置することで、広告効果について明らかにする予定。神宮教授の研究室は、人の心を動かす製品開発を目指し、心理学や感性工学の立場から企業と共同研究を実施している。

 私大初「自動運転技術開発センター」を設立

 ≪埼玉工業大学≫ 自動運転技術の研究・開発強化を目的に、私立大学初の自動運転専門の研究組織として「自動運転技術開発センター」を設立した。AI(人工知能)や関連分野の専門家の研究者も参画、工学部情報システム学科の渡部大志教授がセンター長として、国内トップレベルの自動運転技術の研究開発を産学官連携で推進する。福祉車両の開発やAI技術を進化させた自動運転技術、自動運転を題材にした実践的なAI教育などの課題に取り組む計画で、自動運転バスの開発にも着手する。

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