マルハン(京都市上京区)は3日、第2回パチンコ依存対策勉強会「依存について考えよう」を13日に東京都中央区のTKP東京駅セントラルカンファレンスセンターで開催すると発表した。
主催は第2回パチンコ依存対策勉強会事務局。同勉強会は、1月30日に合田観光商事、ダイナム、ニラク、マルハン、夢コーポレーションが発表したパチンコ依存対策についての共同声明にある「全国のパチンコホールがさらなるパチンコ依存対策に取り組むよう働きかけていく」という内容に準じて参加企業を拡大して開催する。
当日は、認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク代表理事の西村直之氏(精神科医)による講演と、実際の事例を用いて参加企業のホールスタッフが応対方法を議論するワークショップを実施。接客に従事する従業員の依存問題に対する知識と理解を向上させることで、第3回以降の勉強会がそれぞれの地域や企業で実践できる仕組みづくりを目指すという。
参加企業は次の通り(五十音順)。ABC、合田観光商事、サンキョー、三慶商事、正栄プロジェクト、善都、ダイナム、日拓グループ、ニラク、ピーアークホールディングス、平成観光、マルハン、夢コーポレーション。
遊技への依存問題に関して、直接、顧客と接するパチンコホールが、企業の枠を超えて知識を共有し、理解を深める輪が広がりつつある。レスポンシブルゲーミングという概念の下、エビデンスに基づく正確な知識の習得と、それを背景にした真に必要かつ有効な対策の現場への落とし込みが期待される。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)