業界団体だより

日工組、第59回通常総会を開催

 日本遊技機工業組合(日工組、理事長・筒井公久氏)は5月29日、東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で第59回通常総会を開催した。なお、役員の改選では筒井理事長が再任された。

 あいさつで筒井理事長は、新規則に対応した遊技機の市場への提供が不十分であることに言及。「業界に対する世論が厳しい状況で、安心してファンに楽しんでもらえる遊技環境の早期構築を目指し、ホールの入れ替え需要に対応できるよう総力を挙げていく」と述べた。

 来賓祝辞では警察庁生活安全局保安課の山田好孝課長が登壇し、改正規則下で開発された遊技機の速やかな市場流通に向けて開発と製造を進めるよう要請。また、業界が一丸となり依存防止対策に重点を置きつつ、パチンコが健全な娯楽となる取り組みの推進において日工組が大きな役割を担うことに期待した。

 なお、2018年度のパチンコ遊技機の証紙発行枚数は約125万枚(遊技盤約50万枚を含む)と、前期比約94%で、約8万枚の減少。昨年度におよそ42万枚減という大幅な落ち込みがあったことから下げ止まり感はあるものの、減少傾向は続いている。

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