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日本酒ベンチャーのWAKAZE パリ郊外に酒蔵開設、世界に発信 (2/2ページ)

 16年に設立したワカゼは商品の開発を手掛けるものの、醸造は山形県内の酒蔵に委託している。また18年7月には「その他醸造酒」の製造免許を取得し、東京都世田谷区で自前のどぶろく醸造所と併設飲食店を開いた。

 その一方で、後継者難による酒蔵の廃業が年々進み、13年の酒蔵の数は1652件で、1989年の2438件の3分の2の水準にまで減少。それ以降も年平均2%の割合で減少が続くという。ワカゼの稲川琢磨最高経営責任者(CEO)は「日本酒をワインのように世界の食文化に根付かせていきたい」と意気込んでいる。

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