東京都渋谷区教育委員会、東京急行電鉄は、区内に立地するIT大手4社と共同で子供向けプログラミング教育で連携協定を結んだ。来年度から小学校でプログラミング教育が必修化されるのを受け、区内の小中学校向けのカリキュラム開発でIT企業の知見やノウハウを生かす。
協定に参加したIT企業はサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、GMOインターネット、ミクシィ。「キッズバレー」と題したこのプロジェクトでは、小中学校向けのカリキュラムだけでなく、教職員向けの研修プログラムも開発する。さらに各社は8月上旬に小中学生向けの会社見学会も実施する。
東急は行政や企業との間に入って、プロジェクト全体のまとめ役を担う。東急の高橋和夫社長は「渋谷から世界で活躍できる人材を輩出できるようサポートしていく」と話している。