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5月の工作機械受注27%減

 日本工作機械工業会が20日発表した5月の国内工作機械メーカーの受注総額(確報値)は、前年同月比27.3%減の1085億円だった。中国向けの落ち込みが続き、8カ月連続で前年水準を下回った。外需は、米中の貿易摩擦の先行き懸念から23.8%減の658億円にとどまった。うち中国向けは31.7%の168億円で、15カ月連続で減少した。内需は32.1%減の427億円だった。記者会見した天野正義専務理事は「国際情勢の先行き不透明感が大きく影響している」と指摘。米中摩擦の解消の見通しが立たない状況では、受注の回復は見込みにくいと語った。

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