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JAXA「挑戦しない選択肢ない」 はやぶさ2が2回目の着地へ (1/2ページ)

 探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への2回目の着地が来月11日に決まった。「挑戦しない選択肢はない」。都内で会見した宇宙航空研究開発機構(JAXA)のチームは、世界初となる小惑星の地下物質採取へ意気込みを見せた。

 はやぶさ2は2月に1回目の着地に成功しており、地表の物質を採取したことが確実視されている。その後も探査は順調だ。だが、2回目の着地に失敗して地球に帰還できなければ、1回目の物質すら失ってしまう。このため2回目の是非をめぐり、チームは慎重に議論を重ねてきた。

 責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「技術に100%はない。ただチーム内の議論は『どうすれば着地できるか』という話ばかりで、団結していた」と話す。熱意のこもった結論を受け、JAXAが実施を正式決定した。

 今回の着地目標は直径7メートルの円内で、1回目の同5・6メートルより広く、着地しやすい。また、着地の精度を高めるため投下した目印は、1回目は投下の目標地点から約15メートルも離れたのに対し、今回はわずか3メートルで、機体の制御技術の大幅な向上を示した。着地目標の範囲内に投下したため、機体を目印に向かって降下させればよく、着地の精度は高まるとみられる。津田氏からは「着地には安心感が持てる」との発言も出た。

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