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京都信用金庫、大手ネット通販「ショピファイ」と提携

 京都信用金庫(京都市下京区)は、世界最大級のインターネット店舗のプラットフォーム(インフラ基盤)「ショピファイ」を提供するカナダの企業と業務提携したと発表した。業務提携は日本の金融機関で初めて。京信の取引先である京都や滋賀、大阪の3府県の中小企業などの販路を海外へ広げるために仲介する。

 ショピファイは2006年創業で、米ニューヨークの株式市場に上場。世界175カ国約82万社の企業がネット店舗を出店。日本語版の通販サイトを約2年前に立ち上げ、取引先を広げているという。

 京都市内で会見したショピファイ日本法人のマーク・ワング代表は、京信と提携した理由を「地元の中小企業を育てようという思いが同じ」とし、特に京都企業は「ユニーク。食や陶器など世界の市場に販売する機会を支援したい」と強調。また、中小企業が月額3300円から出店できるとあって、京信の榊田隆之理事長も「海外への販路開拓ができる点に意義がある」と話した。

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