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電動化へ邁進するボルボのV60 PHEV 普段使いなら電気だけで十分 (4/4ページ)

SankeiBiz編集部

 ちなみにV60 PHEVのベーシックグレード「モメンタム」の車両本体価格は659万円。エコカー減税・CEV補助金を合わせて-45万5000円となり、合計613.5万円となる。対してガソリンモデルのV60 T5「インスクリプション」は599万円で、2台の差額は14.5万円。PHEVがよりハイパワーであるにもかかわらずエコフレンドリーで、(ボルボいわく)バッテリーが車両本体と同等期間の使用に耐えられるように設計されていることを考えると、ユーザーの価値観によっては“お買い得”と言えるかもしれない。

 一言で表すと「クリーン」

 ボルボは2019年以降に発表するすべての新モデルに電動モーターを搭載し、同時に内燃機関(ICE)のみ搭載したクルマの終焉を発表している。すなわち全モデルがマイルドHV、HV、PHEV、EVのどれかになるということだ。人気と実力を兼ね備えたV60のPHEVは「排出ガスを可能な限り低減し、持続可能な社会を目指して取り組んでいく」というボルボの企業理念を強くアピールする有力モデルだろう。

 洗練された上品な内外デザイン、電動化シフトに見える環境意識の高さなど、V60 PHEVを構成するあらゆる要素が「クリーン」という言葉を連想させる。決してユーザーに押し付けることなく、自然とそういう雰囲気を醸し出しているのだ。

 自動車業界では各社が電動化シフトを加速させている。ボルボの動きも現代の流れに乗っているように見えるかもしれないが、実はボルボが電動パワートレーンの開発に着手したのは1970年代のこと。環境に対する長年の想いがV60 PHEVに詰め込まれている。

《ヒトコト言わせて!》

 今回は今年1月に、ボルボのデザイン部門上級副社長でインテリアデザインを監督するロビン・ペイジ氏から直接聞いたコメントを紹介します。

 「ボルボV60はまさにボルボブランドの中心ともいうべきモデルです。美しいプロポーションとスタンスを持ちながらも、実用性と多用途性を実現し、より洗練されたものとなっています」(The V60 really is the central point of the Volvo brand. It is refined, has a beautiful proportion and stance, yet delivers on practicality and versatility.)

 【乗るログ】(※旧「試乗インプレ」)は、編集部のクルマ好き記者たちが国内外の注目車種を試乗する連載コラムです。更新は原則隔週土曜日。アーカイブはこちら

主なスペック(試乗車 V60 T6 Twin Engine AWD Inscription)

全長×全幅×全高:4760×1850×1435ミリ

ホイールベース:2780ミリ

車両重量:2050キロ

エンジン:インタークーラー付スーパーチャージャー&ターボチャージャー

総排気量:2.0リットル

最高出力:186kW(253ps)/5500rpm

最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1700-5000rpm

トランスミッション:8速AT

駆動方式:AWDシステム(エンジン+モーター)

タイヤサイズ:235/45R19

定員:5名

燃料消費率(WLTCモード):12.3キロ/リットル

ステアリング:右

車両本体価格:759万円(税込)

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