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一生モノはもう古い? ついに家具も「サブスクリプション」の時代へ (1/3ページ)

岡 真由美
岡 真由美

 家具は一生モノ。もはやその考え方自体が古いのかも知れない。定額を支払って、衣類やアクセサリーを一定期間借りては返し、また次の新しいものを借りるファッションレンタルの概念は浸透しつつあるが、家具でも同様に月々決まった料金を支払い、必要なものを必要なだけ借りたり返したりする「サブスクリプション型サービス」が登場している。

 ブランド家具を格安で、セットで選択も可能

 2017年創業のフェザー(Feather)では、1年で更新となる会員登録をして毎月19ドルを支払えば、格安で家具をレンタルできるうえに、初回の家具の運搬、組立、設置の費用がタダになる。また家具の追加や交換も、年に1度は無料で行える。この際の家具の点数は問われないので、椅子を1脚だけ交換しても、家中の家具を総入れ替えしても、無料である(ただし家具のレンタル費用はかかる)。

 ちなみに、もっと頻繁に家具を入れ替えたいという場合は、1回99ドルで依頼することが可能だ。この場合も、家具を何点交換しようが料金は変わらない。

 フェザーはウェストエルム、ポッテリーバーンなど、アメリカで人気の複数の大手家具ブランドと提携しており、これらブランドのおしゃれな家具を格安で借りられるという点も魅力だ。現在ニューヨーク市、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オレンジ郡(カリフォルニア州)でサービスを提供している。

 近年、特にアメリカの都市部で暮らす若者たちの中には、住宅、車、家具をあえて所有しない人々が増えている。当初ニューヨークでサービスを開始したフェザーが、順調に地域を拡大しているのには、そうした背景がある。

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