広報エキスパート

明治ホールディングス 会社の等身大の姿を迷わず発信 (1/2ページ)

 □明治ホールディングス取締役常務執行役員IR広報部長・古田純氏

 --乳児用液体ミルクが好調です

 液体ミルクは、海外では既に一般的な商品ですが、国内では厚生労働省が定める省令に液体ミルクというカテゴリーがなく、販売できませんでした。そのような状況下、2011年に東日本大震災が発生。支援物資として海外から液体ミルクが届き、液体ミルクへの関心が急速に高まりました。そして昨年8月、省令が改正され、国内での製造販売が可能になりました。今年3月の、乳児用液体ミルク「明治ほほえみ らくらくミルク」新発売の記者会見にはメディア関係者が約250人集まりました。当初、災害備蓄用商品として注目を集めましたが、今では働くお母さんたちの間で「便利」という評価もいただいています。

 --プロテイン「ザバス」シリーズに注目が集まっています

 明治がスポーツ用プロテイン「ザバス」シリーズを発売したのは1980年。スポーツ栄養学に基づいて開発され、トップアスリートから部活生、ジュニアに至るまで支持されているナンバー1プロテインブランドです。近年、健康志向の高まりや、スポーツ愛好家が拡大、理想の体を目指して運動する一般層の間でも、手軽にプロテインを摂取したいというニーズが高まっています。従来のパウダーに加え、手軽に飲めるミルクプロテインも大幅に伸長しています。先日は大容量タイプを発売しました。朝食やお風呂上がりなど、飲用シーンのさらなる拡大を図っていくつもりです。

 --商品のPR展開は

 食品事業会社の、明治広報部が担当しています。商品PRをはじめとした広報機能のほか、栄養士による食育活動、全国の工場見学対応、コーポレートブランド管理などを担当しており、総勢45人と大所帯です。一方、医薬品事業会社「Meiji Seikaファルマ」の広報部は、主に医薬専門紙の対応を3人で担当しています。明治ホールディングスのIR広報部は、IR、広報、インナーコミュニケーション(ホームページの制作や社内報発行)に加えCSR(企業の社会的責任)も担当。メンバーは総勢13人です。3社の広報部門は日々連携しながら、情報共有を徹底しており、明治グループ全体の広報活動を非常にうまくコントロールしています。年間のニュースリリースの配信は、明治グループで150~200本ですが、やはり食品の新商品情報が圧倒的に多いですね。

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