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ビール類販売、4社マイナス 7月 長雨、低温で売り上げ減

 ビール大手4社の7月のビール類販売動向が14日、出そろった。長雨と低温による売り上げ減少に加え、昨年7月の猛暑の反動減もあり、市場全体では前年同月比9%減となったもようだ。ジャンル別では、ビールが11%減、発泡酒14%減、第3のビールが4%減だった。

 アサヒビールはビール類全体で11%減。ビールは市場を下回る13%減で、主力の「アサヒ スーパードライ」ブランド計も14.3%減と不調だった。第3のビールは4%減だが「クリアアサヒ」ブランドは18.8%減と苦戦を強いられた。

 キリンビールは9%減と市場並を確保した。「一番搾り」ブランド計は8%減と踏みとどまり、ビールは10%減で着地した。第3のビールでは「本麒麟」が44%増と好調を維持したが、「のどごし〈生〉」は前年のリニューアルの反動でブランド計22%減。第3のビールは4%減と市場並みとなった。

 サントリービールは4%減と市場を上回った。業務用が好調な「ザ・プレミアム・モルツ」ブランドは7%減となった結果、ビールは9%減。「金麦〈ゴールド・ラガー〉」が好調な金麦ブランドは7%増となり、第3のビールは「ほぼ前年並み」という。

 サッポロビールは8%減と全体的には好調だ。ビールは「黒ラベル」ブランドが牽引(けんいん)して5%減と、4社中で最小下げ幅を確保。一方、「麦とホップ」単体で26%減と大幅に落ち込んだ結果、第3のビール全体で15%減と苦しんでいる。

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