テクノロジー

民放+NHK「TVer」中途半端? 配信に「温度差」…黒船に対抗できるか (2/3ページ)

 米のネットフリックス(ネトフリ)とアマゾンは27年、日本で定額見放題のサービスを開始。今年の米アカデミー賞で、ネトフリのオリジナル作品「ROMA/ローマ」が監督賞、撮影賞、外国語映画賞の3部門で受賞。配信作品の質の高さを示した。

 ネトフリに加え、アマゾンのサービス「プライム・ビデオ」も日本オリジナルの作品を製作・配信している。日本での知名度が急速に上がっている両サービスに加え、今秋にはアップルのサービス開始も予定されている。

 強力な「黒船」の登場に、民放各局は危機感を募らせる。TVerは当初の目的に加え、本来はライバルである各局が手を組み、視聴者を“テレビ側”に回帰させることが重要な役割となった。

 そのためには、TVerで見られる番組をさらに充実させ、視聴者に魅力と利便性をアピールする必要があった。日本民間放送連盟の大久保好男会長は昨年9月の会見で「TVerが発展・成長していく中で、民放だけでなくNHKのコンテンツも見ることができるようにと期待されてきたと思う。私もそう考えている」と語っていた。

 番組の質が左右

 だが、主にCM収入で成り立つ民放と、受信料に支えられているNHKとでは、TVerに対する態度に「温度差」がある。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus