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CONNECTロジスティクス/バオ・メタル (1/2ページ)

 新興物流会社 安値受注で採算悪化

 ▼CONNECTロジスティクス CONNECTロジスティクスと関連3社は8月8日、東京地裁から破産開始決定を受けた。

 CONNECTロジスティクスは、埼玉県内を中心に一部都内にも事業拠点を設けたうえ、インターネットによる電子商取引(EC)など通販の商品や食料品などの管理から梱包(こんぽう)、発送代行までを請け負っていた。2018年5月期は大手宅配業者の値上げに伴って同社にシフトした顧客も含めて新規の顧客が増加し、売上高約44億4400万円をあげていた。

 しかし、この急拡大に業務の管理体制が追いつかず、資金繰りが悪化した。取引先に対する支払い遅延も発生し、信用力が低下。複数の企業との取引が停止となった。

 貨物自動車運送業を手掛ける「CONNECT EXPRESS」、食料品卸の「CONNECTコーポレーション」、通販コンサルティングの「ネクストジェネレーション」の関連3社とともに事業継続が困難となり、19年6月15日までに事業を停止していた。

 ▼バオ・メタル バオ・メタルは9月2日、福岡地裁に破産を申請した。鉄鋼構造物の設計や施工、製作、組立などを手掛け、2008年8月期は、原子力関連施設向けの受注などにより売上高約6億3000万円を計上した。

 しかし、09年8月期の売上高はキャンセルの発生などから約4億9000万円まで落ち込んだ。その後も大口案件の先送りや11年3月に発生した東日本大震災の影響による発注の見合わせなどで、12年8月期まで年間売上高は4億円台で推移した。

 18年8月期は、期中にクレームが発生して工場が約3カ月休止。対応に追われて約半年間、営業活動ができず、売上高が約3億6600万円にとどまった。大幅な減収により最終赤字は2億145万円に達し、債務超過へ転落。資金繰りが限界に達し、今回の措置となった。

【会社概要】CONNECTロジスティクス

 ▽本社=埼玉県川口市

 ▽設立=2016年6月

 ▽資本金=1億円

 ▽負債額=約32億円(関連会社分を含む)

【会社概要】バオ・メタル

 ▽本社=福岡県福津市

 ▽設立=1994年9月

 ▽資本金=3000万円

 ▽負債額=約6億4000万円

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