森ビルは９日、東京の都市開発を多角的に考えるための研究施設「森ビルアーバンラボ」を報道各社に公開した。東京を表す巨大な都市模型が収容された長方形の部屋の壁３面をスクリーンとして使用し、映像や音楽、効果音を織り交ぜた演出で、東京の過去、現在、未来を映し出す施設となっている。
施設は今月１日に正式にオープンした。東京を示すタテ１５メートル、ヨコ２４メートル、面積２００平方メートルの都市模型が置かれている。このほか、米ニューヨークと上海の都市模型も設置されている。
東京の模型は皇居や羽田空港など計１３区分を示す立体地図だ。高速道路やＪＲ、私鉄、地下鉄の鉄道路線を色とりどりの光で照らし、緑化されている地域を緑色の光で映し出すなどの演出や、壁３面にスカイツリーや東京タワーなど東京を一望する画像が投影される演出が披露された。