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テレワークソリューション「RevoWorks」

 ジェイズ・コミュニケーション(東京都中央区)は、ローカルコンテナ機能を用いて、セキュアブラウザー機能と仮想デスクトップ機能を提供するテレワークソリューション「RevoWorks」を開発した。

 セキュアブラウザー機能は、インターネット分離によってローカル環境のマルウエア感染を防ぐ。ファイルのダウンロードは無害化してローカル環境に自動で転送するため、安全性を保ちつつも使い勝手を損なわない。独自コンテナ技術はインターネット分離ソリューション「SCVX」で得られたノウハウや経験を元に開発。接続時にコンテナを作成、終了とともにコンテナを削除することで安全性を高める。SCVXはサーバー上のDockerコンテナ内で実行するブラウザーをクライアントPCに画面転送して利用するのに対し、RevoWorksではクライアントPC上のコンテナ内でブラウザーなどのアプリケーションを安全に実行する。仮想デスクトップ機能は、Officeなど任意のアプリケーションを仮想化することにより情報やデータを保護する。ファイルの情報漏洩(ろうえい)防止機能により、PCの持ち出しや紛失による情報漏洩を防げる。

 従来のテレワークソリューションは、大規模サーバー環境や複数台のPCを利用したシステムであるため、コストなどの問題から一部の大企業向けに限られていた。RevoWorksは、操作クライアントにコンテナを生成しセキュアな環境を仮想的に生成、コンテナ内で各種処理を実行することで、操作クライアントのみでセキュアなテレワークシステムを構築することが可能となり、導入コストが抑えられる。「働き方改革」を目指す企業や自治体がテレワークやリモートワークを積極的に活用し、業務効率化と長時間労働の抑制を図っており、RevoWorksを中心にテレワークおよびリモートワークの“セキュリティー”関連商材により今後3年間で20億円の売り上げを目指す。問い合わせは03・6222・5858。

 jscom.jp

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