現場の風

SOMPOホールディングス ESG先進企業として情報開示注力

 □SOMPOホールディングスCSR室課長代理・飯干友太さん(34)

 --SOMPOホールディングスのESG(環境・社会・企業統治)分野での取り組みが世界的に評価された

 「ESG投資の指標として有名な『ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)』構成銘柄に20年連続で組み込まれた。日本企業では最長期間の連続選定だ。リスクマネジメントや環境マネジメントシステム、金融機能を生かした社会的課題への取り組みがESG先進企業として認められた」

 --持続可能な社会づくりに早くから取り組んできた

 「1999年のDJSIのスタートに先駆けて環境・CSR活動を展開、97年に環境マネジメントシステム『ISO14001』認証取得し継続的な改善のためのPDCAサイクルを推進、99年にはエコファンド『損保ジャパン・グリーン・オープン(愛称・ぶなの森)』の運用を始めた。2019年3月末の純資産残高は約245億円で国内のESG公募投信で最大級だ。社会のトレンドに沿って持続的に取り組むことに価値がある」

 --SOMPOグループとして取り組む重点課題は

 「防災・減災への取り組み、健康・福祉への貢献、地球環境問題への対応など5項目を掲げている。これに基づきグループ各部署が毎年、CSR実施計画表を策定し年初実施計画、上半期総括、年度末総括を行って取り組みの改善・加速につなげている。さらに対話重視の内部監査を実施することで各部署の特性に応じたCSRの推進を心がけている」

 --ESG活動を評価されるのに必要なことは

 「情報開示が重要だ。企業にとって意思表示になるからで、われわれもデータを出していく。例えば税務方針。タックスヘイブン(租税回避地)を使わず税を適切に払っていることを示すことで社会貢献をアピールできる。DJSIへの回答の仕方を他社にも提供したい」

                  ◇

【プロフィル】飯干友太

 いいぼし・ゆうた 明治大商卒。2008年損害保険ジャパン(現損害保険ジャパン日本興亜)入社。17年同兼SOMPOホールディングスCSR室課長代理。東京都出身。

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