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対中貿易協議は最後の難所 米大統領「不利の解消が良い合意」

 トランプ米大統領は26日、中国との第1段階の貿易合意に向けた協議について、完了に近いと述べた。両国の交渉担当者はこれに先立ち電話会談をしており、協議進展をうかがわせた。

 トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、「われわれは極めて重要な取引の最後の難所にある。非常に順調に進んでいる」と語った。

 その後、トランプ大統領は26日遅く、元FOXニュース司会者のビル・オライリー氏とのインタビューで、米国にとって確実に有利な合意内容にするために、対中合意を保留していると述べた。

 大統領は「私は保留している。良い合意にする必要があるからだ」とした上で、「五分五分といった合意では駄目だ。これまでの不利を解消しなければならず、米国にとってはるかに良い合意にしなければならない」と話した。

 トランプ大統領は10月11日、中国による米農産品購入の拡大や米知的財産保護の新たな公約、為替操作の自制、金融セクターの一段の開放で部分合意したと発表。しかしその後、両国は部分合意の文書化や、米国の関税撤回の具体的内容をめぐり折衝を重ねている。

 米国内で香港の民主派支持の機運が高まり、米国が香港の騒乱を後押ししているのではないかと中国が疑念を抱くことが交渉を複雑にしている。

 トランプ大統領は26日、米国は「香港情勢がうまくいく」ことを望んでいるとし、自分は良い結果になると確信しているとコメント。中国の習近平国家主席は「それを実現できる」とした上で、「私は習氏を分かっている。彼はその実現を望んでいる」と述べた。

 トランプ大統領は、米議会を先週通過した香港人権法案に署名するかどうかを明らかにしなかった。中国外務省は、同法案成立の場合には「強力な対抗措置」に訴えると警告している。(ブルームバーグ Mario Parker、Shawn Donnan)

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