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関西で相次ぐコインロッカー値上げ、その訳 進む「荷物難民」への対策 (2/2ページ)

 手続きはホテルを介さず、同社のホームページ上で前日までに予約すれば利用でき、ホテルから関西国際空港までの配送も可能。荷物の現在地は衛星利用測位システム(GPS)で確認できるため、安心して観光を楽しむことができる。

 今月中には南海難波駅近くの窓口に荷物を預ければ、大阪市内のホテルに即日配送するサービスなども始める予定で、同社の金田仁二郎社長は「即日配送は子連れの家族らに喜ばれ、リピーターも多い。サービスを拡充し、日本での旅行をより快適にしていきたい」と意気込む。

 スマートフォンからの予約で飲食店などに荷物を預けられるサービス「ecbo cloak(エクボ・クローク)」も普及。スマホアプリ運営の「ecbo」(東京)が平成29年1月に始めたサービスで、関西でも預かり先の施設が急増しており、同社の広報担当者は「大阪を中心とした荷物預け先の需要はまだまだ伸びる余地がある」とみている。

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