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日産の内田新社長「企業連合強化で業績回復を」中計見直し示唆

 日産自動車の社長に1日付で就任した内田誠氏(53)が2日、横浜市の本社で就任後初の記者会見を開いた。内田氏は「事業の立て直しに向け、アライアンスの活用は欠かせない」と、仏ルノー、三菱自動車との企業連合を再強化し、業績を回復させる考えを強調した。西川広人前社長が見直した中期経営計画に関しては、「もう一度、議論する」と改めて見直す考えを示唆した。

 企業連合に関しては、「日産はシナジー(相乗効果)を通じて成長してきた。3社の売り上げや利益に貢献することが最も重要だ」との基本的な姿勢を示した。今後については「重要なプロジェクトを明確化し、進化させる」と話した。

 また「会社の独立性は維持する」と強調した一方、ルノー側が再三、求めてきた経営統合に対する考え方や、社内で必要性を指摘する声が大きいルノーとの資本関係の見直しについては言及を避けた。

 2日の会見には、三菱自の最高執行責任者(COO)から転身したアシュワニ・グプタCOO、日産の生え抜きで専務執行役員から昇格した関潤副COOも同席。3人の「トロイカ体制」で業績不振からの脱却を目指す。

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